皆さま、こんにちは!着物923(くにさん)こと、茨木國夫です。
お変わりございませんでしょうか。。。
梅雨明けしたと思ったら、一気に真夏がやってきましたね!
ギラギラとした太陽とこの圧倒的な暑さに、「あぁ、いよいよ夏本番だなぁ〜♪」と身体全体で感じながら、大好きな夏を楽しもうと思っています。
(夏は大好き、秋も大好き、寒い冬も大好き!正直、暑いけれどその季節を好きになり楽しもうと思っています😀)
僕は、朝から整形外科に行っていましたが、和の國では、着付けを最速で学ぶ「着付け1日コース」が行われています。かおる先生にお越しいただき、とてもいい感じでお教室が進んでいます。
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さて、僕の「股関節だより」の続きも書きたいところですが、今日は趣向を変えて、夏の男の着物のお話をさせていただきます。
夏の着物といえば、絽(ろ)や麻(あさ)など様々な涼しい素材がありますが、僕が着物の「上に羽織るもの」として一番おすすめしたいのが、なんといっても「紗(しゃ)」の羽織です。
実は、「きもの宣言」をして以来、夏の羽織といえば「黒の紗羽織」を着るのが定番でした。ただ、黒の紗羽織を着ていると、特にお寺のご住職に間違えられたりすることが多くて(笑)。夏の黒はちょっと見た目にも強いかなぁ、とひそかに感じ、色のバリエーションを少し増やしていたところでもありました。
そんな中、先日お客様から「退職もしたことだし、夏の羽織を一枚新調したい」とのご相談をいただきました。
そこで、先日の京都出張の際に色々と探してきたのですが、男性モノの数も減り反対に値段は上がっているので、やっぱり一番いいのは「上質な紗の白生地を選び、そこから自分の好きな色に染める」という方法です。実はこれが一番コストパフォーマンスが良く、なおかつ間違いなく最高に良いものが出来上がります。手前味噌になりますが、上質な現品も取り扱うし、白生地から染めるという技もできるのが、きもの専門店の強みでもあります。

【紗の白生地】 均整の美。右端の耳が一反一反織り上げた仕事の証でもあります。
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お客様にご提案したところ大変気に入っていただき、色はご自身が大好きな日本の色「藍色」系にすることになりました。
ひと口に「藍(あい)」と言っても、その世界は本当に奥が深いです。 世間には、濃紺(のうこん)や、緑がかった渋い鉄紺(てつこん)など様々ありますが、今回お客様と吟味して決めたのは、ほんのりと紫がかった、深い黒に近い高貴な藍色(ナス紺や極深の藍)です。この絶妙な色目で染め出させていただくことになりました。
上質な生地を選び、自分のためだけの贅沢な色を選び、世界に一着の羽織へと仕立てていく――。
これは金額以上の価値がある、ある意味で「男のオートクチュールの極み」だと思います。
今から職人さんの手によって染められ防水加工を済まし、お店に届くのが8月の上旬頃の予定です。そこから丁寧にお仕立てへと回していきます。ひとつひとつの工程に職人たちの丁寧な仕事を込めて、最高の逸品をお届けさせていただく予定です。
それでは皆さま、どうぞ熱中症などにはくれぐれも気をつけて、しっかり水分を摂り、暑くてもプチお洒落を楽しみましょう。
皆さま、ごきげんよう。。。
