皆さま、おはようございます。着物923(くにさん)です。
五月晴れの爽やかなお天気が続いておりますが、皆様はどのようなゴールデンウィークをお過ごしでしたでしょうか。
我が家では、4月29日から5月9日までの11日間‼️ 世間はゴールデンウィークでしたが、我が家はいつの間にか「チルドレン・ウィーク」と化しておりました(笑)。埼玉からは長男夫婦が孫二人を連れて、後半には東京から長女が3歳の孫娘を連れて帰省。
賑やかを通り越して、特にカミさんはフル回転!昨日、熊本空港に送ってホームグランドの和の國へ。やっと今日から、静かな日常生活が戻ってまいりました☺️
孫娘の小さなお手伝い
そんな連休中も、仕事の手は止められません。 ご用命いただいた着物とカミさんの夏着物の「糊落とし(湯通し)」をしていた時のこと。 3歳の孫娘が「お手伝いする!」と寄ってきてくれました。小さな手で一生懸命に作業を見守り、手伝ってくれる姿に、疲れもふっと和らぐような、そんな微笑ましい一幕もありました。

彬子女王殿下のご著書と「おあつらえ」の心
さて、お客様から教えていただいて、大切に読み進めていた一冊の本があります。 彬子女王著『日本美のこころ』です。
その中の一節にあった「おあつらえ」という言葉。 改めてその言葉の持つ深い意味と響きに惹かれ、「おあつらえの着物って、やっぱりいいものだね」とカミさんとしみじみ語り合っておりました。
すると不思議なことに、そんな想いが通じたかのような素敵な出会いが一昨日ありました。
世界に一枚、幸せホルモンあふれる「おあつらえ」
長襦袢のメンテナンスでお越しいただいた後、着物談義の中で「次は飛びの小紋を」というお話になりました。
お色は、その方の雰囲気にぴったりの上品な黄土色系。 私たちは、丁子(ちょうじ)などの香料で染め出したような、温かみのある「香色(こういろ)」をイメージしました。気品が高く、お顔映りもぱっと華やぐ美しいお色目です。
文様について語り合う中で、ご提案いただいたのが「源氏香(げんじこう)」の意匠でした。 そこから、そのお客様のためだけに源氏香の「下絵」を描き起こし、世界にたった一枚、まさに「おあつらえ」の一枚をお作りする話になりました。
余談ですが、お話が盛り上がるうちに、「いっそのこと、飛び小紋で源氏香の五十二模様すべてを入れてしまいましょうか!」なんて、僕の(923)の勝手な提案まで飛び出しました😀
さすがにそれは「お贅沢が過ぎますね(笑)」と笑い話になりましたが、そんな自由な会話の中から、お客様にとっての「最高の一枚」を練り上げていく時間は、僕たちにとっても至福のひととき。幸せホルモンがでまくる時間でもあります。
和の國の強み:想いをカタチに
今回の出来事を通じて、改めて「和の國」の役割を再確認できました。
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「こんなイメージの着物をまといたい」という抽象的な想い
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「この柄は好きだけれど、地色を自分色に変えたい」というこだわり
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「自分だけに似合う、特別な一枚を相談したい」という願い
訪問着や色無地はもちろん、飛び柄の小紋一枚に至るまで、お客様のあらゆるご要望に寄り添い、筆一本、染め一色から形にできること。 これこそが、私たちが大切にしている「おあつらえ」の精神であり、きものサロン和の國の強みであると確信した一日でもありました。
今日からまた、皆様の「あつらえる喜び」を形にするようなお手伝いができるよう、本物の手仕事着物をおとどけできますよう、精一杯励んでまいります。
今日も素敵な一日をお過ごしください。