お茶一服の豊かさと、終戦記念日に想うこと。

みなさん、こんにちは!着物923(くにさん)こと、茨木國夫です。お盆休みもいよいよ終盤。今日までお休みという方も多いのではないでしょうか。皆さま、どんなお盆をお過ごしでしょうか😀

僕たち和の國は、お盆期間中も変わらず営業しております。「どうかな〜」と思いながらお店を開けておりましたが、昨日は熊本の著名人の方がお越しくださり、今日もご予約を含め2名のお客様がご来店くださいました。

足を運んでくださる皆さまのお顔を拝見するたび、「ああ、お盆もお休みせずにお店を開けておいて本当に良かったなあ」と、カミさんと話したところです。

そんな中、昨日(15日)の朝はとても豊かな時間を過ごさせていただきました。日頃から大変お世話になっているお客様から「お茶を点てるから遊びにいらっしゃいませんか?」とお声をかけていただき、朝9時半からカミさん(ゆり女将)と二人でお邪魔してきました。

お席では、お軸・お花の拝見から始まりました。蓋付きの器に入った主菓子を頂戴した後、まずお濃茶をいただきました。そのまま薄茶へと続く「続き薄茶(つづきうすちゃ)」のお点前で、二服いただきました。久しぶりに拝見する男点前と、朝の凛とした空気感。

美味しい主菓子・干菓子とともに美味しいお抹茶をいただき、そのまま晴れやかな気持ちでお店に入る――なんとも優雅で贅沢な一日のスタートとなりました。

最近はサウナなどで「心が整う(ととのう)」という言葉をよく耳にしますよね。それもありで僕もサウナ大好きですが、和室の青畳の上にすっと正座をし、静寂の中で一服のお茶をいただく。
この一連の時間こそが、僕たち日本人にとって昔から受け継がれてきた最高の「心が整う瞬間」なのではないかと、改めて実感しました。

忙しい日常から少しだけ離れて、五感を研ぎ澄ますひととき。こうした文化や空間を日常の中で味わえることこそ、日本人の心の大切な豊かさであり、尊さなのだとしみじみ感じ入った朝でした。

さて、もう一つの話題にもお付き合いください。昨日15日は終戦記念日でした。僕はその前日の14日に、太平洋戦争前の「総力戦研究所」を描いた映画『開戦前夜』を鑑賞しました。(しばらく映画館も閉鎖でしたが、再開しました😀)

余談ですが、現在NHKで放送中の大河ドラマ『豊臣兄弟!』で秀吉とその弟役を演じられている池松壮亮さんと仲野太賀さんがメインで出演されており、その演技の重厚さも含めて大変興味深く見入ってしまいました。あの過酷な歴史の過ちや葛藤を描いた映画を観た直後だったからこそ、今年の終戦記念日はいつにも増して、胸に迫るものがありました。

こうして81年もの間、日本で戦争がなく、平和な日常が保たれていること。朝から静かに美味しいお茶をいただき、美しい着物や和の文化を楽しめる日々があること――。それらは決して当たり前のことではなく、どれほどありがたく、尊いことなのか。静かに、しかし深く感謝の思いを噛みしめた令和8年のお盆となりました。

さて、和の國の営業日のお知らせです!
明日8月17日(月)も、和の國は通常通り元気いっぱいに営業しております!

指折りの暑さが続きますが、お盆の疲れを癒やしに、あるいは「心がすっと整う」ような和の空間を感じに、ぜひお気軽にお立ち寄りくださいね。

そして、明けて8月18日(火)は定休日としてお休みをいただきます。

温かい京番茶をご用意して皆さまをお待ちしております。
それでは皆さま、今日も感謝を込めて。ごきげんよう!