皆さま、こんにちは! 着物923(くにさん)こと、茨木國夫です。
秋晴れの空を見上げていると、ふと幼い頃に歌ったあの童謡が頭の中に心地よく響いています。
「トンボのめがねは 水色メガネ〜♪ 青いお空を とんだから とんだから〜♪」
青空を飛んだトンボのメガネが綺麗な水色に染まるように、僕たち人間も、日々どんな景色を見つめ、どんな言葉や“いいもの”に触れて過ごしているかで、世界の見え方がガラリと変わってきますね。
上質な手仕事の着物に触れたり、心温まる言葉に出会ったり。そうして「いいこと」や「本物の美しさ」に触れ続けていると、自分の心のメガネもいつの間にか透き通った美しい色に染まり、目の前の世界がいっそう愛おしく、豊かに見えてくるような気がします。
皆さまは今、どんな色のメガネで秋の景色をご覧になっていますでしょうか😀
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さて、先日のYouTubeライブ配信でもお話しさせていただいたのですが、僕が呉服屋として、そして一人の人間として長年着物と向き合う中で強く感じていることがあります。
それは、お買い物やモノ選びにおける「価値観」のお話です。
今の時代、インターネットを開けば数えきれないほどの商品が並び、どこでも簡単にモノが買えるようになりました。 しかし、お着物のような一生モノの手仕事や文化に触れるとき、本当に大切なのは「どの商品をいくらで買うか」という商品ありきの探し方ではなく、「誰から買うか」「どんなお店(人)とご縁を結ぶか」という視点ではないでしょうか。
あちこちのお店やサイトを巡って「あれがいいかな、これがいいかな」と探し回るよりも、「この人なら信頼できる」「このお店なら自分の好みを分かってくれる」という一軒のお店に言葉をかけ、自分のために良い品を探してもらう――。
実はその方が、遠回りのようでいて一番納得のいく良い出会いに恵まれますし、何より心も時間もとても豊かになると、僕たちは思うのです。実際、そのように信頼して託してくださるお客様にたくさん支えられて、今の和の國があります。
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配信の中でカミさん(ゆり女将)も言っていました。 「昔は前に出るのが得意ではなかったけれど、お着物を着ることで着物が自分を守ってくれ、成長させてくれた」と。
僕自身もまったく同じです。お着物に袖を通し、本物の手仕事に触れ続ける中で、茶道や能楽といった日本の美しい文化を知り、人間として少しずつ育てていただきました。お着物は単なる衣類ではなく、着る人の人生をそっと守り、背中を押してくれる尊い存在、楽しみを与えてくれる存在なのです。
だからこそ、僕たち和の國は単に「物を売る」場所でありたくはありません。
皆さまの「こんな着物を着てみたい」「こんな場面で楽しみたい」という思いに親身に寄り添い、信頼して託していただける存在でありたい。そして、お着物を通して人生がパッと豊かになるような、そんな温かいご縁を皆さまと紡いでいきたいと思っています。
「トンボのメガネ」のように、素晴らしい手仕事や温かいご縁に触れて、皆さまの毎日がいっそう美しい色で満たされますように。それでは、今日も感謝を込めて…。
皆さま、ごきげんよう!
「トンボのめがねは 水色メガネ〜♪」と口ずさみながら、 どうか良き週末をお過ごしください😀
