皆さま、こんにちは!着物大好き、緒方麻由子です(*^_^*)
昨日は、「第5回熊本ゆかりの染織作家展」最終日でございました。
作家さんのギャラリートークは、岡村美和さんにご披露いただきました。
「日常に役に立つ“工芸品”を作りたい」とお話を始められた岡村さん。
素朴な中にモダンさがある、素敵な作品を作り出される方で、製作工程をご説明いただきながらのトークとなりました。
その中の一つに、芋版をつかった帯のお話がありましたので、少しご紹介いたします。
その帯は全通柄だったのですが、完成するまでに2週間を要したのだそうです。
一つの芋版に染料を付けて押していくと、製作途中で染料が切れてしまうこともあるのだとか…。
もちろん、同じように色を出すために染料を調合されるのですが、どうしても微妙な違いが出て失敗作が出てしまうのだそうです。。
今回、新たな試みとして、ショールを出品していただいたのですが、これがとても好評で、お着物の上やお洋服の上からも羽織ってみられるお姿がよく見られました。
お着物以外にも、型染を施した祝儀袋やポストカードも出品していただいており、まさに「日常生活の一部に工芸品がある」という岡村さんのお言葉そのものだと思いました。
「他の作家さんの作品からも、色遣いなど何らかの形で自分の中に入ってきます。」と岡村さん。
作品から感じられる“創作のパワー”を『息吹き』と表現なさいました。
その一言に、【自然の力息づく作品作り】を感じたのでした。。
今回も、会期中多くの方に足を運んでいただき、本当にありがとうございました。
期間中を通して、作家の皆さまのお話をお聞きし、「使ってこその美」がそこにあることを強く感じました。
個人的には、着物を着たい!という気持ちをより一層強くした3日間でした。
オリジナル帯揚げも、4点全てお嫁入りいたしまして、皆さまにお使い頂くのがとても楽しみです。
今年も、より多くの方々に、着物を楽しんでいただけますように・・・(*^_^*)
着物を着たいな~と思った時に、自分で着られると、より着物へお出掛けしやすくなりますよね!
皆さまの中の、着物ライフへの憧れを、形にしてみませんか。。
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明日も、皆さまの笑顔でいっぱいの一日になりますように!
本日は火曜日、和の國は定休日とさせていただいております。皆様にはご理解いただき、誠にありがとうございます!
明後日、水曜日から、笑顔で皆さまをお待ちしております(*^_^*)