みなさま ごきげんいかがでしょうか 野田和子です (*^_^*)
最近の湿度たるや・・・(汗)・・・梅雨明けが待ち遠しい今日この頃でございます。
さて、こんな蒸し暑い時期の和装にあたりまして、現在自ら実験中のことがございます。
夏の和装の際、外出先などで体が汗ばんでまいりますと、襦袢の衿元の首に触れる部分がほんの少しの面積(?)ではございますが、衿芯が入っているせいか熱っぽく蒸して不快に感じておりました。
なんとか解決できないものかと常々思っておりましたところ、ある日お店で女将さんが“三河芯”を手にしていらっしゃいました。
以前から私も一度使用してみたい!と頭の隅にあったものですから、今年新調いたしました“海島綿”の襦袢に思い切って付けてみて着用しております。
三河芯は以前(昔)は長襦袢の地衿に付けて強度を増したものだそうですが、近年は様々なタイプの衿芯が開発市販されており、襦袢を畳んで収納する際に取り外せるので衿部分がかさばらなくて便利ということで三河芯に代わって衿芯の方が広く使われるようになったようです。
ただ、暑い時期ですとか長時間着ている際に硬い衿芯が首に当たって不快感を感じることがございます。
(今回私の場合は、涼しい秋になって本格的にタンスにしまう際に衿部分がかさばらないようにと、襦袢の地衿に縫い付けるのではなく半衿の方に付けてみました。)
三河芯を付けて、まだ3回ほどしか着ておりませんので確実な感想とは申せませんが、程よい強度で着物の衿がしっかりして、それでいて衿芯ほど堅さがないので心地よく着用出来ております。なかなか着心地が良いので今のところ気に入っております。
本日もご覧頂きましてありがとうございました。