和の國ファミリーのみなさま、おはようございます。
今朝は、小国町でなんと、6.8度だったそうです。僕も早朝より散歩楽しんできましたが、すーっとお腹いっぱい新鮮な空気をたくさん吸ってきました。
酸素は満タンですが、お腹空いてきました~。

さて、今日の画像は、「ハッとして、グッときて…♪」です。
8月の盛夏を除き、毎月のように京都に仕入れに出向いているのですが、「染めの野口」さんの展示場で、出来たてホヤホヤの名古屋帯が目に留まりました。
染めの野口の担当者は、木村さんというダンディなおじさんで自分で図案をかいたりなさるのですが、今回は「ピカソのハト」をモチーフに作られたそうです。

そして、「ハトを平和のシンボル」とするのは、『旧約聖書』の「創世記」のエピソードに由来するそうです。

これは「ノアの方舟(はこぶね)」のくだりです。

人間の堕落した行状に怒った神は、大洪水をひき起こすことを決意し、このとき正直者のノア一家だけに難を逃れるための方舟作りを許可します。そして、洪水が起きたとき、ノア一家は方舟に乗り、アララト山の頂上にたどり着いて、新たな人類の歴史を記すことになります。
このとき、地上の様子を調べるため、ノアはハトを放ちました。
ハトがオリーブの若葉をくわえて戻ってくるのをみて、ノアは洪水がひいたことを知りました。
よって、このエピソードから、ハトは平和のシンボルとして多用されるようになりました。

…などと書いていますが、僕はこの逸話を知りませんでした。

「何となく、可愛らしくていいな~。和の國の品良く楽しく」のイメージにぴったりだな~とその時思っていました。
しばらくその帯を眺めていると、ふと「あっ~この帯、由美さんにピッタリだな~」と思いました。
チョッと言い過ぎかもしれませんが、本当に、ふとひらめく瞬間、言い換えれば、天から降りて来た瞬間が僕にはあります。

そして、昨日ご対面~ん。
お友達とご一緒にご覧頂きましたが、「実は、私ですね~」過去を知っていたような思い出話もお聞きする事が出来、こちらもびっくり、ハトが豆をくったような表情になりました。

まさに、田原俊彦の「ハッとしてGOOD!」です。
僕は、この歌は、「ハッとして、グッときて」と今の今まで思っていたら、「グッ」ではなく、「GOOD」だったのですね。
この頃から、英語の聞き取り苦手だったのが分かります。(笑)

ハトが、グッときて、GOOD!!
これは、吉兆の前触れのような…そんな気が致します。!(^^)!

「きもの」や「日本文化」が大好きな方…、
「和の國ブログ」をご覧の皆さま…、
そんな皆さまにとって、
本日、9月23日、まさに「くにさん」おっと、「秋分の日」も、あなた様にとって素敵な一日でありますように・・・。

いつもご覧くださり誠にありがとうございます。
      きものサロン和の國   茨木國夫拝

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