今日から「お洒落着展」が始まった。ご来店も多数見受けられ有難いことだ。しかし、朝設営準備を整えると、県立美術館へと向かった。同月24日NPO法人きもの普及協会主催で「着物を着て、世界遺産アンコールワット展を見よう」という企画の打ち合わせで出向いたからだ。帰りしな、以前よりお世話になっている先生と出会い、「今西コレクションの衣装人形」を見せてもらった。平田郷陽の衣装人形にはハッとさせられる。息をのむほど美しい。一瞬空気が止まったかのような感じがするが、そこから、衣装人形がゆっくりと動き出してくる。これはツワモノだ。重要無形文化財保持者も頷ける。表現力もさることながら、その構図は天与のものだ。本当に凄い。別格だ。また、同時に「清和文楽人形」も展示解説されている。地元熊本には連綿と世界に誇るべき文化が息づいている。また時間を作ってぜひ見に来たい。いや血が騒ぐ。いずれも、ご当地熊本。だから嬉しい。だから有難い。熊本の至宝だ。 またお昼からは、双璧な出会いが待っていた。