こんにちは。茨木ゆりです。
昨日は重陽の節句でした。
菊酒を楽しみ、不老長寿を願う1日になりましたでしょうか…
私は、普通の1日でした。。。
さて、9月8日(水)・9日(木)は、2日連続の着付けレッスンとなりました。
水曜日はおさらいコースのレッスン日でした。9月6日(月)のブログでご紹介させていただいたように、みらい様からのご要望で、「お振袖」のレッスンでした。みらい様は、来年1月に成人式を迎えられます。明後日12日(日)に、前撮りの為の、自装のお稽古です。。
それも、ご自宅にある2組のお振袖を、お色直しをしながら、どちらもご着装されての撮影だそうです。今は「着付けをしてもらってのお振袖姿!」が当たり前の世の中だと思うのですが、ご自分で着付けをして、しかも、2枚のお振袖を着替えて! ですよ。。。 どれだけ思い出に残る1日になるのでしょうか…。 そして、成人式を迎えるという「自立のための行動」の象徴のように感じました。
そもそもみらい様は、中学生の時から着物に興味を持たれ、和の國着付け教室で学ばれていました。中学校卒業後、カナダに留学され、なんとその海外に於いても、日本の着物ショーなどを開催されるサークルに加入されながら、ボランティアなどで着付けの活動・お勉強を続けていらっしゃったのです。日本にいても、なかなかご縁のないようなお話です。。。
今回の、お振袖のお稽古は、私にとっても久しぶりの機会でした。お振袖の着付けは成人式で経験していても、和の國教室での、お振袖の自装は、何年ぶりだったでしょうか・・・。
なんせ、2組のお振袖です。帯結びも2種になるので、簡単に覚えられ、かつ、イメージの違う帯結び!をお伝えしたいと思いました。結果、手順は一緒なのですが、ヒダの取り方や向きを変えれば、全然違うイメージになる帯結びをお伝えしました。
(もう一方のお写真は、撮ってません。汗)
12日の前撮りは、ご両親を始め、おばあちゃま(お写真のお振袖はおばあちゃまのお振袖だそうです。)のお喜びは、いかほどでしょう・・・。
みらい様の素敵なお振袖姿を応援しています。
また昨日は、着付け2日コースのけいこ様の2日目のレッスン日でした。
先週9月2日(木)の1日目のお稽古日は、麻由子さんのもと開催されました。お着物姿がお仕事着となられるけいこ様は、これまで2〜3回と、他の着付け教室にチャレンジされていたそうです。ですが、なかなか身に付くまで…続かなかったそうです。
でも今回、和の國の着付けは、麻由子さんの手順などの説明のわかりやすさ・着やすさ・締めやすさなど、1日目にして、この着付けは出来そう! という自信と、やる気を持っていただけたようでした。
そして昨日が、2日目のレッスン日でした。2時間半で、長襦袢から帯結びまで4回のお稽古ができるのですが、最後の着装の時には、何もお伝えすることなく、スムーズに、見事にお召しになられました。これからご自分で着れる喜び・嬉しさ等々、とても喜んでいただきました。もうしばらく、おさらいコースでお稽古を重ねながら、近々、自装での着物デビューとなられそうです。
全く着物を着ることが出来なかったお客様が、アッと言う間に着付けが出来るようになる和の國着付けです。これまで多くの方に和の國着付けを学んでいただきましたが、この1日コース、そして2日コースという超・短時間のレッスンで約40名の方々に習得していただきましたことは、本当に嬉しい現実で、私共も自信をいただきます。
和の國着付けは、「ベルト3本での着付けと、前結び」で、全く初心者の方でも、早く、楽に、着心地よく着れるようになる着付け法です。もちろん、練習を重ねることで上達するものですが、短時間のお稽古で、こんなにも早く着れるようになる和の國着付けは、とてもラクな着付けだと思います。この着付け法を、多くの皆様に、ぜひ体験していただきたいと思います。
・着付けをマスターするには、何ヶ月もかかるよね…
・どうせ難しく、私には出来ないだろう…
・定期的にお稽古に通うことなど、無理よ…
などと、思っていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
明日は、土曜日ですね。楽しい週末をお過ごしください。