和の國ファミリーのみなさま、こんにちは。923こと茨木國夫です。
最近、「小松菜」「春菊」「ほうれん草」など葉物野菜にはまっています。
丁度、柔らかい時期なのでしょうか。。。甘みもあり、本当に美味しいです。

秋は終わりましたが、飽きが来ません。(^_-)-☆ 
「高菜」「白菜」なども浅漬けして食べると、食欲は進むしヘルシーで良いことばかりです。
行きつけの泗水町の物産館「養生市場」は、本当に所狭しと新鮮野菜が並んでいます。

「買わないと生産者に申し訳ない」と勝手に正義感が芽生えています。
季節の移ろいを食からも感じることが出来、本当に日本に生まれて良かったと思う今日この頃です。
そうそう先日は、びぷれす広場の水上村物産展で「むかご」を買って「むかごご飯」を食べました。


さて数日前、和の國に出社する途中の出来事です。
ひときわキラキラと輝く星と、朝焼けとのコントラストが本当に見事でした。
明けの明星(明け方に東の空に輝く金星)に、「あ~~~綺麗!」と思わず言葉が出ました。

そのように黙ってはいられず、思わず「美しい。素敵。エレガント」などの声を出したくなる着物、
極上の結城紬が和の國に入荷するや否や、タッチ&ゴーで素敵なお客様へ嫁ぐことになりました。

この結城紬はもちろん「地機」で、織元は和の國がずっと提唱しているところです。
ゆえに、柄、無地場の美しさはもちろん、金星おっと、均整のとれた仕上がりになっています。
オフホワイトの地色に飛びの華文、縦横絣の100細工に加え「横絣」の技法も取り入れた逸品です。


織元さんと、この着物についてお話する機会に恵まれました。
「この薄い地色で横絣など、今ほとんど作っていないです。
やろうと思えばできるけれど、薄地の横絣は本当に貴重です。
今、一年に一反も生産していないのではないでしょうか。

手前どもも久しぶりに挑戦してみました。
濃地もそうですが、
こういった地色は特に良い糸でないと段が出やすいので私たちもより慎重になります。
でも、良い感じに出来上がって満足しています。」…と。


名古屋帯は、お馴染み「洛風林」さんの「ボハラ刺繍文」です。
その文様は、ウズベキスタンの古裂をモチーフにしています。
洛風林ならではの美味しそうなチョコレート色の地色に加え、水色などの差し色が見事です。

「洛風林」の堀江麗子社長自ら着物を愛用なさるので、
風合いもとっても良く締めやすさも抜群です。
袋帯もそうですが、特に洛さんの名古屋帯は結城紬や大島紬に合わせやすいので人気です。

この結城紬と名古屋帯との相性は、天にあっては比翼の鳥、地にあっては連理の枝のようなもの。
それはそっくりそのまま、ご縁をいただいたYさまと結城&帯と言い換えることもできます。



本場結城紬 地機 横絣 洛風林名古屋帯 ボハラ刺繍 熊本市中央区 着物専門店 わのくに

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11月22日は、二十四節季の一つ「小雪(しょうせつ)」。
そして、「満月」は23日・金曜日です。
凛とした空気感の中、日ごとに膨らんでいくお月様に心寄せるのもまた素敵です♪  拝