和の國ファミリーの皆さま、こんにちは。着物923こと茨木國夫でございます!
実は、虫干しのネタを書こうと数日前から思っていたのですが、やっと晴天が続きそうなので、温めておいたブログを本日アップさせていただきます。
数日前は満月。そして22日大暑、24日は九州北部の梅雨明けでした。
暑い日が続きますが、洗濯物は夜干して早朝には乾きます。
それこそ満月の日、2階のベランダで蛍光灯を付けずに洗濯物を干しました。。。
月明かりで洗濯物を干すというのは、生まれて初めてのこと。
NHK大河ドラマ「光る君へ」を楽しみにしているのですが、
その時代を思い浮かべながら、ゆかしいひとり時間が過ごせました。
さて、連想ゲームではないけれど、「梅雨明け」といえば、何を思い出しますか?
セミ、入道雲などのお声が聞こえてきそうですが、僕たちは、やはり「虫干し」です。
土用の虫干しと
「夏の土用」は立秋の前18日間で、概ね7月末~8月頭の梅雨明けの時期のことを言います。
「着物」といえば、その素材は、やはり絹・シルク素材です。
絹の大敵といえば、やはり湿気です。
最近は、黄変加工など施してある品もありますが、やはり梅雨でたっぷりと湿気を含んだタンスの中の着物は、虫干しをなさることをオススメします。
虫干しと言っても、絹に虫がつくわけではありません。
虫がつくのは、ウールの素材です。
ゆえに、虫干し=湿気とりと思っていただいて大丈夫です。
お天気が、2〜3日続いた日に、午前10時〜午後4時ぐらいまでの間がいい時間帯です。
1)きものハンガーにかけるのがベストですが、
2)タンスから出して、たとう紙の紐を外して、着物が見える状態にしておく
それも面倒なら、
3)タンスを階段状(または、でこぼこに)に引き出して、扇風機やクーラーで風を回す。
そのいずれかにチャレンジしてみてください。
時に、3番は、着物ダンスに限ったことでなく、洋服ダンスなどでもぜひぜひご活用いただければと思います。
いつもありがとうございます。
暑い夏は、気合が入ります!
暑い夏は、入道雲のように元気がどんどん湧いてきます!
暑い夏を考え方一つで、一緒に乗り切っていきましょう😀