和の國ブログをご覧の皆さま、こんばんは。着付けコーチ・緒方麻由子です。
朝から降り出した雨が、今もしとしとと降り続いています。
一雨ごとに、冬に近づいてくることを、「一雨一度」と呼ぶそうです。皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか?
和の國では、今日まで「紬と名古屋帯展」が開催されていました。ご来店くださった皆さま、本当にありがとうございました。
特に昨日/日曜日は、午後から3組のご来店が重なり、國さん・おかみさん・私と、それぞれにお客様に付かせていただいたところでした。
私も、以前に比べるとお客様とお着物の話ができるようになってきました。着物の試着のお手伝いをしたり、お持ちのものについてお尋ねしてみたりと、お着物を通じた会話なども楽しめるようになってきたように思います。全く、7年目にして蟻のような歩みにも程がありますが、自分なりに変化を感じた昨日でした。
接客をする中で、会話の中心にお着物があるということは、やはりいいなぁ、としみじみ感じました。ご夫妻でお着物を楽しまれたり、お母様とお嫁さんでお着物をご覧になったり、たまたま同時刻に和の國に居合わせたお客様通しで、お着物のお見立てをし合われたり。
みなさまをつなぐターミナル的な役割を、お着物や和の國が果たすことができるならば、こんなに嬉しいことはないなと思いました。
さて、今日は國さんが「展示会期間中なのに、思わず受けてしまった(笑)!」と言っていた、「着付け一日コース」のお稽古日でした。奥では私が着付けをお伝えし、カーテンの向こうでは國さんとおかみさんが接客という、活気に満ちた一日。そして今は、お仕事を終えてからご来店予定のお客様をお待ちしているところです。ありがたいことに、たくさんのご来店に恵まれています^^
ちょうど今、いらっしゃったところです。
こうしてブログを書いているところに、國さんが「結城紬や、士乎路紬、芝崎さんなどのお着物のご縁をいただいて、本当にありがたかったね。絶対、良い着物を残していかないとね。」と、今回の展示会の総括をされています。
和の國を通じて、お着物好きな皆さまのもとへ、素敵なお着物が嫁いでいくことへの嬉しくて、ちょっぴり寂しい気持ち。こんな気持ちも、和の國で学んだことの一つです。
本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
明日は火曜日、和の國定休日でございます。また水曜日から、新しい和の國の一週間です!
皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。