和の國ファミリーの皆さま、こんにちは。着物923こと茨木國夫でございます!
梅雨明けのような3連休が続きましたが、おかわりございませんか?
セミや入道雲の動きが活発になり、一気に真夏日となりました。
和の國は、変わりなくお仕事させていただいていました。
今週は、当ビルにてマルシェがあったので、賑やかな日々でした。
3連休の最終日、そして和の國一週間の終わりは、絽の付下げのご縁をいただきました。
お忙しい中、お時間を作ってお立ち寄りいただき本当にありがとうございます。
明日、火曜日は、和の國定休日です。
南阿蘇にあるお客様の別荘にカミさんとお邪魔する予定にしています。
「和ごころエッセイ」は、高いハードルだった『和の心』について書いてみました。
ぜひ、お付き合いください☺️
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【日本人にとって大切な『和の心』とは?】
私たちの使命は、着物を通して『和の心』を伝えていくこと。
僕自身が本気で「『和の心』を伝えていきたい」と思うようになったのは、着物を毎日着続けたから。
しかし、人生の大半は自己中心的で、誰かのせいにして生きてきた。
「『和の心』が大事!」と言っている自分に、驚きを隠せない。
『和の心』といえば、聖徳太子が約1300年前提唱した「和をもって尊しとなす」を思い浮かべる人も多いのではなかろうか。
それは、日本人の心の奥底にあるもので、とても深い。
だからこそ、探究する価値もある。
僕が思う『和の心』とは、「思いやり(慈愛)の心」と「おかげさまの心」だ。
たくさんあるが、あえてこの二つと定義してみた。
一つ目の「思いやりの心」は、相手やモノがあり、それを敬うことによって発生する心持ちである。
何かに対していだく感情が言動となるので、「外向きな感情」とも言える。
茶道には「目配り、気配り、心配り」という、相手を「思う心」がたくさんある。
10年ほど前に流行語にもなった「おもてなし」も「思いやりの心」そのものだ。
もう一つの「おかげさまの心」は、何かの出来事が発生した時、もしくは振り返ってみた時に、自分自身の心の中で感じるもの。
その出来事に対して「ありがたい!」と思ったり、今の自分自身の立場・現状に感謝することで生まれる感情である。
ゆえに「内面的な感情」とも言える。
安らいだ気持ちの「ほっこり」、心の平穏である「穏やか」、心が安定・安心する「落ち着く」などの「和」の気持ちも、「おかげさまの心」から生まれてくる内的感情だ。
心が満たされない世の中だからこそ、「人・モノ・自然を思いやり、自分自身はおかげさま」という『和の心』を大事に、『和の心』とともに歩んでいきたい。
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お目通しくださり、誠にありがとうございます!
ず〜っと「『和の心』とは何ぞや?」と、考え続けていました。
僕なりの一つの仮説として、「人様には思いやり、自分自身はおかげさまの心」と表現しましたが、このブログをご覧の皆さまは、『和の心』とは何だと思いますか?
ぜひ、何かの際にお話しお聞かせいただけたらと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!
【参加者募集中❣️】
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『月いち着物の会』
と き:7/23(日) 午後6時〜(約1時間)
ところ:きものサロン和の國
会費:1,000円(着物姿の方は500円OFF)
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ご参加希望の方は、ぜひお早めにご連絡ください。
開始前に、和の國での着付け・お着替えも可能です。
お時間は、基本的に1時間となっていますが、その後和の國でゆっくりとご歓談ください。
夏の夜のひとときを、ご一緒に過ごしましょう😀