和の國ブログをご覧のみなさま、こんにちは。着付けアドバイザーの緒方麻由子です。
先日の26日、「和の國サロン会」を開催いたしました。その模様をレポートいたします✏️
4月からスタートした月1回のサロン会(第4日曜日)。
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ごいっしょに、「所作」を美しく、「教養」を高めましょう!
“外面と内面の自分磨き”をメインテーマに、さまざまな知識や情報をお届けする会です。
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今回のテーマは「和食の所作〜基本編〜」でした。
着物姿の時に限らず、
しっかりした和会席などでは、おどおどすることなく、純粋にお食事を楽しみたいですよね。お箸・お皿などを実際に使って、和食のマナーをレッスンいたしました。
懐石料理が、茶事の流れを汲むものである、ということは、なるほど、と思いました。
日本文化でこの「お茶」がベースになっていることは多いそうです。
いずれにせよ、『お客さまをもてなす、という心が形になっているもの』ということは共通しているようです。
ちょっとした動き一つとっても、無駄がないととても美しく写りますよね。
慣れるまでは、“練習”という名の『実践』が必要です^^
実践を重ねるうちに、自然と手が動くようになってくる点は、着付けも同じですね。
懐紙の使い方なども解説がありました。
お茶専用かなと思いきや、さまざまな使い方ができるんですね。
確かに、バッグから、スッと懐紙が出てくると、「わ、素敵!」と、一目置かれるかもしれません。
また、今回は少人数での体験でしたので、
お抹茶を立てる特別体験もしていただきました。
初めての体験だったYさまは、「やっぱり立てていただいた方が美味しいです…」とおっしゃって、お茶の先輩方の笑いを誘っていました^^
お抹茶の前にいただくお菓子は、季節の和菓子《水無月》(きくもとやさん製)でした。夏のお菓子は、涼しげで気持ちがスッといたします。
ご参加のお二人からは、このようにご感想をいただきました。
○日本人なのに、和食の食べ方にこんなに発見があって驚きました。なんで汁物が2回あるんだろうということも、あまり深く考えたことはありませんでしたが、意味あいがわかりました。意識してみたら、素敵ですよね。(Yさま)
○蓋付きの湯呑みの蓋を止める方法を知ってびっくりしました。箸の持ち方なども、食事中に気づいてするんですけど、ぎこちなくて何度も持ち替えたりするんです。やっぱり実践しないと忘れてしまいますね。(Kさま)
知識は自信に繋がり、より良い思い出を作ることができると思います。
会話の中にも出ていましたが、「(おどおどとするのではなく)堂々とすることも大事ですよね」。
お箸の使い方は和食だけでなくさまざまな場面で必要なことですので、あらためて指先の美しさも心がけたいです。
次回は7月31日(日)11時半〜です。テーマは、「和食の所作〜実践編〜」。今回の内容の実地レッスンも兼ねて、お食事にいきましょう!今回ご受講でない方でも、もちろんご参加いただけますので、ぜひお早めのお申し込みをお願いいたします^^
本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
早くも梅雨が明けたと思いきや、来週は「戻り梅雨」のようです。お天気も色々で面白いですね!
今月も皆さまが、健やかで、太陽の日差しのようにキラキラと輝く日々を送られますように・・✨