和の國ブログをご覧のみなさま、こんにちは。着付けアドバイザーの緒方麻由子です。
先日の22日、「和の國サロン会」を開催いたしました。その模様をレポートいたします✏️
4月からスタートした月1回のサロン会(第4日曜日)。
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ごいっしょに、「所作」を美しく、「教養」を高めましょう!
“外面と内面の自分磨き”をメインテーマに、さまざまな知識や情報をお届けする会です。
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今回のテーマは、「着物姿の立ち居振る舞い」でした。
着物を着ている、ということを想定して、どのように振る舞えば美しく見えるか、実技形式でご受講していただきました。
椅子の座り方・立ち方、写真の時の立ち方、絨毯の目を使った歩き方の練習、
畳の上では、玄関の上がり方(履き物を脱ぐとき)、着座の時のお辞儀の仕方など・・・
さまざまなシチュエーションで、実際に、体を動かしていただきながらのレッスンでした。
合間のひと息のお時間には、前回の「お茶のお作法」の復習も兼ねて、和菓子とお抹茶をお出ししました。
今回は、懐紙の上にお菓子をのせ、それを手の上に持っていただく、という、ちょっと応用編。
ちなみにこの日の和菓子は、「たちばな」さんご製の季節の求肥《銘:緑風》でした。
今回は、皆様からこのようにご感想をいただきました。
○覚えているつもりでも、その時になるとわからなくなって、(玄関先などで)バタバタしそうですよね。
でもこうやって習って「やってみましょう」で、その場ではできるから、繰り返しで体にだんだん染み付いてきますね。(Kさま)○着物も初心者なので、何もかもが新しいです。こういうこと(所作など)も気に留めての全体、なんだなというのがわかりました。(Sさま)
○着物の左側を見せないとか、動きにもそういう理屈があるということを知っていると、覚えられそうな気がします。(Yさま)
○色々な動作も、背筋を意識してちゃんと伸ばすと綺麗にできるのかなと思いました。気をつけると綺麗になるんだな、って。普段あまり意識していないので、ちょっとしたことで変わりますね。(Mさま)
「バッグを持つときや、携帯電話をかけるときなど、日常のちょっとした動作も、着物だとより気を配った方が良いです」という、おかみさんからのアドバイスに、
ご参加の皆様から「あぁ〜、なるほど!」「わかるわかる!」と言ったお声もたくさん。
身近な動きほど、慣れから簡略化したり粗野になったりしがちです・・・私も撮影しながら、反省に次ぐ反省でした。
意識を向ける、ということは、それだけで心のゆとりに繋がりますね。
それにしても、皆様が畳の上でゆったりとおじぎをなさる姿は、とても美しかったです・・・✨
次回は6月26日(日)11時〜です。テーマは、日本人の心「お箸のお作法」です。先着でご案内いたしますので、お早めのお申し込みをお願いいたします^^
本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
前回のレポートから既にひと月とは。。本当に早く感じられます。6月は、皆様とご一緒にどんな発見があるか、また楽しみです。