和の國ブログをご覧の皆さま、こんにちは。着付けコーチ・緒方麻由子です。
今日の熊本は、なんと17度まで気温が上がるとの予報が🌞洗濯物がよく乾きそうです^^
先般来、マスクケース「ぱたん」のプロジェクトには、たくさんの応援をいただき、本当にありがとうございました。
さまざまなご意見やご感想をいただく中、國さんのお知り合いの方(東京にお住まいの方)から、「ぜひこれを作って〜〜!」とラブコールを受け、つい最近できたのがコチラ!
最近、よく目にする柄ですね!有名な漫画「鬼滅の刃」のキャラクターに関する柄で2タイプ作ってみました。(炭治郎と禰豆子ちゃん兄妹です♪)
仕立ては、地元熊本で大手ワコールさんなどの縫製も手がける「アイエヌ」さん。大きな職業用ミシンや裁断用の機械で、丁寧に仕上げていただいています。
人気アニメのキャラクターが身につけている衣装の柄ということで、伝統的な文様が注目を集めていて、嬉しいことです。
昔から使われてきた文様なので、着物をはじめとした業界には身近すぎる文様でしたが、色の取り合わせなどが変われば、とても新鮮に感じます。
市松模様は、元々は石畳(いしだたみ)文様と呼ばれていましたが、当時の人気歌舞伎役者《佐野川市松》が衣装に使ったことで、一躍大流行!
「石畳」→「市松」と人々が呼ぶようになったそうです。
その点、緑・黒の市松模様やピンクの麻の葉文様などを総じて、「鬼滅柄」と呼ばれるようになったのは、全く同じことですね。時代を超えて、共通点があるとは面白いです。
麻の葉文様は、オオアサの葉の形を文様化したもの。麻は成長スピードが早く、子ども用の着物などによく用いられたのはそういうわけがあったのかもしれません。よく見てみると、三角形の集合になっていて、三角形は、それ自体に魔除けの意味があります。「うろこ文様」が有名です。
木綿生地で作っておりますので、扱いやすいかと思います。マスクの持ち運びに、ぜひいかがでしょう^^「それ、どこで買えるの〜!!」と、話題になりそうな予感です…。
現在、ネット販売用のページも準備中です。ブログでもまた、改めてご案内致します。
本日も、お付き合いいただき、ありがとうございました。
皆様どうぞ、充実のおうち時間をお過ごしくださいませ…🌃