和の國ブログをご覧の皆さま、こんにちは。着付けアドバイザー・緒方麻由子です。
和の國は本日水曜日が一週間のスタートです。私事で恐縮なのですが、今回は日曜日から定休日(火曜日)に合わせて三連休をいただきまして、大分県/由布院に行ってまいりました。
日頃より、國さんから「美の感覚を育むこと」「経験は宝になる」ということを教わっています。今回の旅も、そのような思いを行動に移す目的で、ずいぶんと背伸びをして、旅館『亀の井別荘さん』にお邪魔してきました。少しばかり、お付き合いいただけたら幸いです。
お部屋付きの方は「けいこさん」と仰る方でした。偶然にも母と名前が同じだったので、そのことをお伝えすると、「まぁ、それは光栄でございます」と、にっこり微笑んでくださいました。ひと言ひと言をゆっくりと丁寧にお話なさり、それだけで心がやすらぎました。
けいこさんに教えていただいたのですが、亀の井別荘さんで過ごすお時間のことを、常連さんは『亀の井時間』と表現されるそうです。
そのお話を伺ったとき、お客様に和の國で過ごしていただくお時間に対して、私自身どれだけ心を砕くことができているだろう、と恥ずかしい思いさえいたしました。丁寧にお話をすること、丁寧にものを扱うこと・・・静かな時間が流れる中、自らを省みる時間を与えていただいたように感じました。
見るもの・聞くこと・体験することのすべてが新鮮で、本当に夢のような時間でした。こうした経験を通して、少しでも、和の國に集うお客様の感性に近づくことができたら、心から嬉しく思います。
本日も、和の國時間にお付き合いいただき、ありがとうございました。(笑)
明日もどうぞ、健やかな一日をお過ごしくださいませ。