和の國ファミリーのみなさま、こんにちは。923こと茨木國夫です。
月初に元熊本市副市長・牧慎太郎様が、講演で熊本にお越しになりました。
その翌日はプライベートということで、久住山登山のお供をし熊本空港までお送りしてきました。
その間、車中での会話も弾みました。
霞ヶ関のこと、山のことに加えて、ユニークな会話も。。。その一コマをどうぞ♪
「これからの時代、特に高齢者は教育と教養がないとダメ」だそうです。
「『教育とは、今日行くところ』で、『教養とは、今日用事があること』だそうです。
さて、本日9月14日「熊本日日新聞朝刊15面/くらし」に下記の内容が掲載されました。
取材いただいた熊本日日新聞文化生活部の西島宏美様、本当にありがとうございます。
よろしければお付き合いください。
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着物生活25年 心にゆとり
熊本市中央区の呉服店「きものサロン 和の國」代表の茨木國夫さん(57)は、着物を日常で着る人が少なくなる現状を食い止めようと、自身が着物だけを着る生活を始めて25年を迎えた。茨木さんは「行動に気を付けるようになり、いいかげんだった性格を着物が正してくれた。精神的にも豊かになることができた」と語る。
茨木さんは呉服店の3代目。「自分が着物を着ていないとお客様に勧められない」と思い、1993年6月23日の32歳の誕生日に、県商工会連合会の研修で訪れたパリで「着物しか着ない」と宣言した。「着物を着る人が少なくなっていくことへの不安から逃げない」という決意表明でもあり、宣言文を常連客や取引先に配った。
「葬式では住職、結婚式では新郎に間違えられた」と笑いながら振り返る。だが、着物生活を始めた当初は、周囲の視線が気になり、外出するのが嫌になった。「『正月ボケしとらすばい』とヒソヒソ声で話す人もいた」と言う。
季節の移ろい感じ、所作も美しく
茶道や能楽を始めたことが転機に。日本の伝統文化に触れることで、着物の良さや季節の移ろいの美しさを感じられるようになった。着こなしや素材の選び方も分かってきた。
運動は作務衣でするという徹底ぶり。この夏の猛暑について「もちろん暑かったけど、着物は袖と足元が開いているので風が吹けば心地よい」と話す。「着物を着続けることで所作が美しくなり、心にゆとりや余裕ができた。この経験や今の考えを本にしたいと思っている」と目標を語る。(西島宏美)
キャプション
着物だけを着る生活を25年間続けた茨木國夫さん=熊本市
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早朝より、ありがたいお電話もたくさんいただきました。
下記のようなメールも頂戴いたしました。
・クニさん(^^) 今日の朝刊見ましたよ、ご活躍ですね!
・おはよう御座いますo(^-^)o 今朝の新聞見ましたよ! 25年よく頑張りました? これからも、ますますの、華を咲かせて下さいm(__)m
また、「明日法事だけども、絽と単衣はどちらを着た方が良いでしょうか?」と、新聞記事を見ての問い合わせ電話もありました。
正直、「心にゆとり」とを感じるのは最近のことで、始まったばかりです。
いつも、着物からゆとりや豊かさを感じることができるよう努力を重ねてまいります。
どうか、これからもよろしくお願いいたします。