赤花ヒョウタンボク 季節を愉しむ 着るたびに好きになる着物 和の國 熊本市中央区 着物専門店

和の國ファミリーのみなさま、こんにちは。茨木國夫です。
3月31日は満開の桜花、夜は満月のお月様という風流な一日が過ぎていきました。
西行さんはそのような折に、
「願わくば 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃」と詠んだのでしょうか。

「願いが叶うならば、桜の下で春に死にたい。
草木の萌え出ずる如月(陰暦二月)の満月の頃がいい。」という意味だそうです。

今日は4月1日、新しい月の始まりでもあり、母の81歳の誕生日でもあります。
昨日はイブということもあり、早朝から菊池城山公園に満開の桜を愛でに行きました。
用心の為両手に杖をついてですが、公園奥の観月楼まで来たのは数年ぶりだとか。
まさに、「行く春や 鳥啼き 母の目は泪」という感じでした。



さて、早いもので4月・卯月となりました。
百花繚乱から目に鮮やかな新芽の季節と移り変わっていきます。
和の國は、日本でいちばん着物を着ている店として、
少しでもお客様のお役に立てるよう努力してまいります。

どうか今後ともよろしくお願いいたします。
明日、明後日と、京都に上ってきます。
お探しの着物などございましたら、お客様に変わって探してまいります。
お気軽にお申し付けください。 


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◆4月の異称
卯花・花残月・夏初月・鳥待月
 
◆4月の季語/銘
春光・花祭り・花冷え・うららか・日永・春の空・長閑・朧月・春の月・山笑う・風船・竹の秋・春風・若緑・若草・春の草・春眠・風車・古巣・磯遊び・隅田川…。

◆4月の挨拶
・春色/陽春/桜花/仲春/春粧の候、
・山笑い、うららかな春日和となりましたが、
・朧月の美しさに、悠久の時が流れ・・・、  
・♪春の小川はさらさら行くよ~、岸のスミレや~…♬

◆4月の句
くたびれて 宿かるころや 藤の花   松尾芭蕉

◆4月のこよみ
4月 5日(木) 清明
4月16日(月) 満月
4月20日(金) 穀雨
4月30日(月) 新月

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今月もどうぞよろしくお願いいたします。