小春日和。冬が来る前に、芝崎重一氏座ぐり(    色、縞柄)・単衣仕立てに袖を通し、仕事をする事が出来た。やはり、軽い。最大の長所だ。また、午後9時好きまで着ていたが、着崩れすることなく体になじんでくる。お昼出かけたので、太陽の下で見てみると、玉虫のようにキラキラと輝く。藍と、渋木が楽しそうに自己主張している。人間国宝・茂山千作氏や京都料亭の女将が愛用しているのも納得。芝崎重一氏が、「布自体の力で、単衣で着れる着物がない。」とおっしゃるのも、頷ける。いい着物を着ると心まで軽く、仕事が楽しかった。