本来なら昨晩、菊池に帰って午前中より「福岡の移動市(京都の仕入先の福岡出張販売」に出かける予定だったが、昨晩、書類などの片付けにハマッタので、市内で朝を向かえた。朝から、その続きをやると、だいぶ心も落ち着いてくる。お昼前「NPO法人きもの普及協会」の件で、熊本交流会館パレアに、ボルドー色の塩沢紬に袖を通し別珍の羽織を着て出かけた。コートも要らないほどの気候だ。 午後1時半から家内と福岡へ。「すいの和会」は中州のホテル、室町の加納織物、染の川勝、帯の満寿織、紐の渡敬さんだ。護国神社では、「四凌会(洛風林、廣田紬、藤井絞、小物のゆうび」に加え、帯の岩田、上坂元七商店と一度に、たくさんの仕入先を見ることが出来た。外はまだ寒い中だが、雪花絞りなどの浴衣の別注の時期。木綿や夏の着物を仕入れたり、お客様のご注文の手配など充実した時間だ。今日は「立春」でもあるので、夜8時過ぎに帰ってから、季節のご挨拶の「元気くにさんメール」を配信させて頂いた。おひな様の展示(茨木國夫雛人形コレクション600対)も出来ていて、我が目を疑った。父が持って帰った菊池神社の豆も頂いた。明日は、早朝より東京都・八丈島への研修旅行。念願の「おやり紬」が仕立上って来た。グレー地だが、その糸本来の持つ輝きが何とも言えない。躾糸とりながら幸せになっていった。