こんばんは。茨木ゆりです。
昨日より朝晩はひんやりの空気になっております。
皆さま、どのような日々を過ごされていらっしゃいますか。
昨年12月より、「着付け1ヶ月マスター講座」をスタートしまして、今月9月は、5名の方がチャレンジされています。
昨日は、最終日27日に都合が付かないひとみさまのお稽古日でした。。。4回目のお稽古で、ひとみさまも見事、笑顔でのご修了となりました。
この「着付け1ヶ月マスター講座」のお話をしていると「本当に1ヶ月でマスター出来るの?」 とのお声を、よくいただきます。。。そこで、今日はそのお話をさせていただきます。
私は、呉服屋の主人との縁がきっかけで、30年前より着付けを学び始め、着物に携わる日々を過ごしてきました。主人に引っ張られながら「前結び」の資格をとり、着付け教室をまかされ、約20年になります。多い日の着付け教室では、一日10数回と着物を脱ぎ着することもあります。お客様や生徒さまからお着物の事や、着付けについて教えていただくこともたくさんあります。毎日着付けを繰り返していると、段々面倒な手間を省くようになり、到達した着付け法が出来上がりました。
着付けの扉を叩かれる方は、「出来るだけ早く、上手に着れるようになりたい!」との思いでいらっしゃいます。全くの初心者の方が、初めてご自身でお着物を着る時に、思ったより簡単で、苦しくなく、着心地良く、崩れもせず一日を過ごしていただけるような・・・本当に、ラク・最速・最短の着付け法です。
特徴の1つは、長襦袢から着物着付けまでに3本のベルトのみで着付けるところです。着付けで一番重要な長襦袢の衿合わせが、お決まりの位置にベルトのクリップを止めることで、本当にバッチリと決まります。お着物の腰ベルトは、きつくもなく、緩くもなく締まり、おはしょりの調節もできます。胸を締めつける紐もないので、本当にラクに着続けられます。
もう一つは、帯を前で結んで回す「前結び」です。「前結びだと緩みそう!」 「着物が崩れそう!」 と想像しがちです(実際私もそう思っていました)が、そんなことはありません。ぜひ一度、実際にご覧ください。帯を前で結ぶと見えるので、当然、ラクに作りやすいです。最初から上手に結ぶに越した事はないのですが、帯の仕組みが理解出来るので、帯を回す前に、理想の形に直してから回せば、着付け時間の短縮にもつながります。
1ヶ月・4回の着付け教室でマスター出来るの??? と、ビックリされますが、もちろん皆さま、マスターされて、楽しんで喜んで…ご卒業されています。
多くの方々が、「楽!」「この方法なら着物を着たいと思う」「今までの着付け教室では挫折したけど、ここで出来るようになった」など、嬉しいお声をいただいています。
昨日のひとみさまのご感想文です。
「全4回でひととおり自分で着物を着れるようになり、とてもうれしいです。今日はマンツーマンで教えていただき、疑問点をすぐに尋ねることができ、とても学びやすかったです。着物のどこを引けばしわが取れるかや、きれいに着られるコツなど、毎回新しい事を教わることができて、とても勉強になりました。毎回集中して楽しく教えていただき、ありがとうございました。」(ひとみ様)
水曜日4回…1ヶ月間、コミットしてみませんか?
文化の秋、観劇・鑑賞会など目白押しです。1ヶ月後は、豊かにお出かけできますよ。
明日は火曜日。和の國は定休日とさせていただいています。
また水曜日より、どうぞよろしくお願いいたします。
明日もまた、皆さまにとりまして、佳い一日となられますように。。。