今日は、前結び教室で、ゆり奥さんとともに指導に当たられている和子さまがお越しになりました。
お教室には、着付け初心者の方からベテランの方まで、毎回様々なスキルの方が集います。
習いたいポイントや教わりたいペースなど、ご要望もお一人お一人違うのですが、いつも和の國では、出来る限り皆さまの意に沿うよう、柔軟に対応させていただいています。

和子さまも「いかにわかりやすくお伝えするか」をテーマに、細やかなニュアンスまで含めて、今日も奥さんと熱心にと打ち合わせをされています。

「着付けの過程で、今している動作の先の工程をお話しした方が、意味が伝わりやすい方もいらっしゃいますし、今している部分を徹底的に説明した方が先に行きやすい、という方もいらして、本当に、人それぞれですよね。
お教室に来られる方に伝える(教える)ことも、自分自身の勉強になりますよね。ゆりさんの指導を見ながら、自分がきちんと理解しておかないと、と思っています。自分が自信のないことは伝えられないですから。」という、最後のお言葉が特に印象に残りました。

自分の口からお伝えすることって、やはり責任が伴いますよね。
和服の世界は大変奥が深く、まだまだ勉強することも山積みですが、知る喜び、お伝えする喜び、お相手の方に喜んでいただく喜び…と、「知りたい」ことから、また喜びが増えていきます。
今日も、おつきあいいただき、ありがとうございます。
和の國 スタッフ 鋤先美紀子